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海外マーケットレビュー 2018/3/20



一言印象

後はFOMC待ちか。

米国

為替

ドル円は106.5円まで円安。基本的には米債安に追従した形。FOMCに向けて様子見の流れが続くと思うが、米債市場があまりにもFOMCに向けてタカ派発言を期待しすぎている向きもあり、現実的には円安する方向の天井はかなり低いようにも思える。一方で105円台も底堅いことが確認されており、この水準だとどちらに行くかはほぼFOMC次第か。FOMC後相対的に短期金利が急激に下がればドル調達コストが下がり、徐々に円安ムードが出てくるだろうが長期金利が下がった場合日本の政治リスクも相まって円高圧力が強まり105円台前半に突っ込む可能性もある。

債券

米債利回りは4bps上昇して2.89%に到達。FOMCでタカ派的な発言を期待していると思われる。長短金利いずれもFOMCで利上げ加速が出てこなければかなり利回りが下がると思われる。一方でこれ以上の利回り上昇があるような発言が出れば米株式市場に悪影響が出ると思われ、FOMC後はいずれにしても利回り上昇は一服する形になると思われる。

SPは0.15%上昇。フェイスブック株がさらに2.5%安となり市場心理は悪化したまま。一方で原油高や初パウエル議長ということが下支えになったか。FOMCでこれ以上のタカ派発言が出たときに株式市場はそれなりのダメージを再び受けることになるように思えるが、そうでなければ新議長初FOMC後は株価上昇するというアノマリー通り上昇する可能性が高い。

コモディティー

原油が2.1%上昇。サウジが米国にイランへの圧力を強めるよう要請しているとの報道から中東情勢への悪化懸念があり大幅上昇となった。

仮想通貨

G20で具体案が出てこなかったことを材料視し上昇。ただし具体案がない=今後の規制がないということではないため相変わらず手が出しづらい。どちらかといえば高値まで来ているようにも思え売り込むチャンスではあるか。

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